2022年本試験は午前25、午後22という結果でした。合格にはまだまだのレベルですが、昨年の本試験の時より知識レベルは進歩したとの実感を持っており、個人的には次に繋がる結果だったと受け止めています。
本試験を受けての感想
まじめに勉強を始めてから2回目の受験となりました。昨年の試験では「とりあえず全科目を回した」レベルでの受験でしたが、今年の受験は全科目を何周か回してそれなりの準備をすることができました。かといって合格できるレベルまで勉強したと実感できるレベルでもありませんでした。そのため途中から「来年に繋がる結果を残す」ことを目標に切り替えて勉強を進めました。
今年初めて模試を数回受験して本試験に臨みましたが、「本試験の問題は、模試の問題と全然違う」と思いました。模試の問題にくらべて「問題がとても読みやすい」と感じました。ただし読みやすいのと簡単なのはもちろん違います。
結果は冒頭に記した通りですが、科目毎の内訳点数は下記の通りです。マイナー科目でも得点できるようになったのは進歩ですが、主要4科目をもっと頑張らないと合格は難しいことを改めて認識しました。
- 午前 25
- 憲法 2/3
- 民法 16/20
- 刑法 2/3
- 会社法 5/9
- 午後 22
- 民訴 3/5
- 民執 1/1
- 民保 1/1
- 書士 1/1
- 供託 3/3
- 不登 9/16
- 商登 4/8
この1年を振り返って
この1年ほぼ毎日勉強をすることができましたが、平日は1−2時間、週末に6−8時間、というペースでした。毎月70−100時間といったところで、専業の方とは比較にならず、兼業の方でももう少し時間を確保できている方は多いのではと思います。それでもこのペースで2年継続してきたことで、2年間累計の勉強時間は2000時間は超えました。昨年より実力がついたとの実感が持てたことは収穫でした。
今回本試験で間違えた23問のうち22問で1肢は合っていましたので、知識の蓄積は進んでいるのだろうと楽観的に考えていますが、裏を返せば知識の正確性にまだまだ課題があるということです。
勉強方法について言えば、2月下旬以降でるトコに絞って勉強したのは良かったと思います。昨年の10月から2月頃まで3300に集中した時期がありましたが、順序が逆だったと反省しています。でるトコはコンパクトにまとまった教材ですが、3300は更にコンパクトです。知識がきちんと身についていない状況で、流れをつかむには良かったと思いますが、2周くらいにとどめ、でるトコに戻るべきでした。でるトコに徹底的に取り組んだ後に最後の総仕上げとして3300に取り組んだ方が効果が高かったと思います。
記述対策はリアリスティックで解法を学んだ後、オートマ記述の基本問題を繰り返しました。ただ、4月頃から急に仕事が忙しくなってきたこともあり、今年の合格は厳しいかもしれないとの思いが出てきて、択一対策に大きく比重を置くようにしました。記述についてはまだまだ向上の余地があります。
今後の方針
主要4科目の強化と記述対策が課題ですが、今後1年どのように勉強を進めるかよく検討したいと思います。これまでと同じペースで勉強を継続すると累計勉強時間が3000時間に届きますが、正しい方向性でこの1年勉強を継続して、来年は合格までたどり着きたいです。
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