少しスランプに陥っています

コロナの状況が落ち着いてきて、徐々に平常の日々が戻ってきました。私が勤務する会社でも出社する人が増え、社外の人たちとの会食も解禁となりました。在宅勤務では朝晩と勉強時間を比較的容易に確保することができましたが、出勤が当たり前になってきて状況が大きく変化していきました。公私でちょっとしたゴタゴタがあったこともあり少しスランプに陥っています。

4月の進捗状況

4月は平日にはほとんど時間が取れず、週末中心の勉強となりました。2月後半まで3300中心の学習でしたが、3月からでるトコ中心に切り替えています。

でるトコ民訴等 半周

でるトコ民法 1周半

問題数、問題の難易度は、でるトコ>3300であり、科目にもよりますがでるトコを1周するのにまだ時間がかかる状況です。

社会人が勉強する意義

私が大学生だった頃はバブルの絶頂期で、東京の私立大学に通っていた私は勉強する暇などなく、遊びまくっていましたが、社会人となり地方に配属された時に初めて自分の愚かさに気づきました。強みと言えるスキルが全くなく「このまま地方支店を転々としながら地味な仕事をして終わるのだろうか」と落ち込みました。当時は「24時間働けますか」といったコピーがTVコマーシャルで流れても誰も気にすることはなく、仕事が終わるのが24時過ぎ、というのが当たり前の時代でした。仕事に疲れ日々擦り切れていく自分に不甲斐なさを感じていました。一念発起して死ぬ気で英語の勉強をして、社内の留学試験に合格し、米国の大学へ留学しその後は国際関連業務に従事し、現在に至ります。20代の頃ふと思い立って英語の勉強をしたことで、人生が変わりました。

会社人生にも終わりがあることを実感したのが40代後半になってからでした。第二の人生を迎える準備をするにあたり、20代の頃のように「人生を変える勉強に取り組もう」と思ったのが司法書士試験に挑戦するきっかけでした。若い頃に数年にわたって勉強に取り組んだことは今の勉強にとても役立っていますが、生活環境は当時と大きく違います。独身20代の頃は仕事以外の全ての時間を勉強に費やすことができましたが、50代の今は、親の介護、子供の教育問題、仕事の責任の重さ等々に押しつぶされそうになり、時間を確保できたとしても勉強に集中できないことがあります。20代のあの頃は本当に貴重だったんだなあとしみじみ思います。

一方で厳しい環境に置かれている人たちの中にも、困難を乗り越えて難関試験に合格している人たちがたくさんいます。自分自身もそうした人たちを見倣い、謙虚に努力を重ねていかなければと思う今日この頃です。

学習記録
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LIFE SHIFT – 司法書士試験への挑戦